今日の歳時記: タケキリエシキ[竹伐り会式]

空気裂く 竹伐会式の 山刀 蒲田 皓兵

今より千年余り前の昔、寛平年間( 889-98 )に、峯延上人が鞍馬山にこもり、行をしていた時、オスメス2匹の大蛇が現れたが、上人の仏法の力でこれを制したという。
大蛇が上人の説法に服したので、後に祠(ほこら)をつくって祀り、大蛇になぞらえた竹を伐って、大蛇退治の行事を行うようになり、同時に、農作の吉凶を占うようになった。
この日、本堂に大竹四本を置いて、そのうち根のついた二本をメス蛇に、根のない二本をオス蛇に見立てて、東西二組に分かれた法師が、掛声掛けて堂に上り、この大竹を山刀で伐って堂内に駆け入る。
この遅速によって勝負を決め、東が早ければ近江の勝ち、西が早いと丹波の勝ちとしている。
勝負は時の運、どちらが勝っても、共に恵み多かれと祈る。

 

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