153j 2019年大阪 K-popカバーダンスフェスティバル

9月7日午後、大阪堂島リバーフォーラムにおいて大阪韓国文化院と韓国のソウル新聞社共催の2019年大阪 K-pop カバーダンスフェスティバルが開催されました。K-pop に合わせて最も見事なダンスを披露したのはどのチームだったでしょうか。

このフェスティバルは、前年に続き二度目の開催です。昨年も競演会場は大入り満員でしたが、ことしも800人収容の会場は立錐の余地がないほどでした。観客は圧倒的に女性が多いものの、家族で来た人たちのなかには若い男性も目立ちました。政治的に日韓関係がどんなに冷めても K-pop 熱は冷めない。ダンサーと観客一体の熱気がそれを熱く伝えてくれました。

参加チームは、関西と九州地域の各大会で優勝または準優勝した4チームとソウル新聞社に直接応募して選ばれた8チームの計12チーム、福岡から東京まで日本全国から参加しました。

優勝チームにはソウル新聞社主催の世界大会(9月28日)への出場権が与えられます。メンバー全員に航空運賃を含む出場経費全額が支給され、K-pop スターとの体験を含む約1週間の韓国旅行も提供されます。主催者側の関係者2人と特別ゲストとして招かれた日韓のアイドル JBJ95 (健太、相均)が審査員を務めました。

JBJ95 は韓国のプロデュース101*シーズン2に出演し、昨年10月からチームを組んで活躍しているそうです。彼らの存在すら知らなかった私は、来場した観客のほぼ全員が彼らを見て歓声をあげ、写真を撮り、彼らに合わせて一緒に歌い踊る姿を見て不思議に思い、驚嘆もしました。

*韓国の音楽専門チャンネル Mnet の公開オーディション番組

コンテスト参加者と観客の熱気の渦のなか時間が経つのも忘れ、12チームの競演が終わっていました。審査の結果、女性7人からなる九州大会の優勝チームが1位に輝きました。

昨年は大阪大会の優勝チームが世界大会でも1位を獲得したので、ことしもそうなることを祈っています。審査員が異口同音にに推賞し、スタンドの大半の人たちが予想していたチームですから、十分その資格があると思います。

約2時間に及んだコンテストの終了後、日本の記者たちの要請を受けて、次のようにインタビューに応じました。

「日韓関係が良くない状態にあるにもかかわらず、K-pop を介して若者たちがかくも活発に交流する姿を目の当たりにし、胸に迫るものがありました。こうした行事が日韓関係全般を変えることはないかもしれませんが、大きく関係改善に寄与するであろうことを信じています」

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.