命に関わる仕事は大変だ…
特に、死を受け容れられずに苦しむ人の振幅の大きな語りに、じっと向き合い、最後まで伴走するのは重い仕事だ。
ベテラン看護師のお話として、聞いたことがあるが、患者さんの部屋に入る前、邪魔が入らないように、普段はPHSの電源を切っておくのだが、どっしりと構えて、最後まで聴き取る自信がない時は、「◯分経ったら、一度呼んでね…」と同僚に声をかけ、わざと電源を入れておくという。
彼女は「私、きっと、偶然を使ってるんですね」とおっしゃっていたという。
高齢化対応・終末医療が、益々、求められていくなか、一人の人間に負担を強いるのは、酷といううものではないのだろうか…
【 写真 ⇨ 我写・つなぐ 】
仕組んだ偶然ということですね。世の中の多くの偶然は、仕組まれた偶然でしょう。だからといって、偶然性が減じるわけではないけれど、この話の例は「偶然」というよりはヤラセに近いように思う。
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