忘却に 責任はなし 茗荷の子 瀬下 るか
ショウガ科の多年草。 原産地は東アジア。
私たちが普通に食べているのは花の部分で、正しくは「ミョウガの子」という。 勿論、茎の部分も食べられる。
名前の由来は、大陸から“ショウガ”と一緒に持ち込まれ、香りの強いほうを「兄香(せのか)」弱いほうを「妹香(めのか)」と呼んだことから、後日、ショウガ・ミョウガに転訛しとの説が有力。
俗に、「食べると物忘れがひどくなる…」と言われるが根拠はなく、逆に、ミョウガの香りの成分には、集中力を増す効果があることが明らかになっている。
独特の香りが好まれ、特有の紅色が目を楽しませることから、香辛菜として利用されている。
【 写真 ⇨ 我写・水切りザル 】