田草掻く 沢瀉の花 散らしつつ 円谷 邦人
中国原産で、平安時代に日本に伝わった。
葉っぱが人面のように見え、葉脈が高く隆起していることから、「面高」とも呼ばれ、葉は鏃(やじり)みたいである。
青田に咲く白い花。
草を取る人が余儀なく抜いてゆくのだろうが、其れを「散らしつつ」というところが風雅である。
一方、葉の形状が鏃に似ていることから、「勝軍草(かちいくさぐさ)」の別名もあり、武士に好まれ、“沢瀉紋”として用いられた。
平和裏に、風雅を味わえる日々であって欲しい…

田草掻く 沢瀉の花 散らしつつ 円谷 邦人
中国原産で、平安時代に日本に伝わった。
葉っぱが人面のように見え、葉脈が高く隆起していることから、「面高」とも呼ばれ、葉は鏃(やじり)みたいである。
青田に咲く白い花。
草を取る人が余儀なく抜いてゆくのだろうが、其れを「散らしつつ」というところが風雅である。
一方、葉の形状が鏃に似ていることから、「勝軍草(かちいくさぐさ)」の別名もあり、武士に好まれ、“沢瀉紋”として用いられた。
平和裏に、風雅を味わえる日々であって欲しい…