半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃、ないしは、半夏生(カタシログサ)という草の葉が半分白くなり、“半化粧”しているかに見えることから転じたが、こちらの毒草が生える頃迄に、かっては、農作業を終える目安となっていた。
其れが、雑節の一つ“半夏生”、今年は本日。
従って、田植えや麦刈が終わった労をねぎらう為に、うどんを打って食べる風習があり、これが「うどんの日」の由来らしい。
更に、「田に植えた稲の苗が、蛸の足のように、大地にしっかり根付くようになり、豊作に…」との願いから、蛸を食べる風習もあり、地域毎に、農事に深く絡んだ“行事・しきたり”があるようだ。