吹く風に 花の色ある 梅雨入かな 井上 康明
雑節の一つ。 梅雨の季節に入った意。
古くは、芒種の後の壬(みずのえ)の日をいい、小暑の後の壬の日を“出梅”としたが、此れでは、年によって遅速を生ずるので、明治以後は、太陽が黄経八十度に達した時をもって“入梅”とした。
「ついり」ともいい、この頃、栗の花が落ちるので、栗花落と書いて「ついり」とも読む。
実は、梅雨入りの明確な決まりはないそうで、気象庁の「梅雨入り」発表で始まりを知ることになる。
しかし、後日、その発表も期日が変更になったり、取り消されたりする…
自然現象は、人間には計り知れない存在なのだ。
雑節の一つ。 梅雨の季節に入った意。
古くは、芒種の後の壬(みずのえ)の日をいい、小暑の後の壬の日を“出梅”としたが、此れでは、年によって遅速を生ずるので、明治以後は、太陽が黄経八十度に達した時をもって“入梅”とした。
「ついり」ともいい、この頃、栗の花が落ちるので、栗花落と書いて「ついり」とも読む。
実は、梅雨入りの明確な決まりはないそうで、気象庁の「梅雨入り」発表で始まりを知ることになる。
しかし、後日、その発表も期日が変更になったり、取り消されたりする…
自然現象は、人間には計り知れない存在なのだ。