武士にとって、ウソをつくということは、最大級の恥であったが、戦国時代の内実は、ウソとウソの駆け引きであった。
「きのうの友が、きょうの敵…」
如何に相手をうまく騙すか…ということが重要な戦略(武略)であった。
明智光秀は、「仏のウソを方便と云ひ、武士のウソを武略と云ふ、…」
これが、彼(明智)の政治哲学ということになるのだろう…
ところで、最近の世情は、同様な方が、続々と見かけられる。
この方々にとっては、「政治家・官僚のウソは政略…」と正当化されるのだろうか…
鳥類・ウソは、ヒーホーと鳴くことから、口笛に似ているとして、口笛の和名「ウソ」と名付けたと云われる。