零れ話: ドドイツ[都々逸]

主に男女相愛の情を口語をもってつくり、ふつう、七・七・七・五 の四句、二十六文字の流行俗謡。
百々一、東都一、都々一 などとも書かれる。
この発生地は、名古屋熱田の宮の私娼街といわれる。
東海道の要として繁盛しており、寛政十二年(1800)から、各宿屋に二人ずつの飯盛女(私娼)を抱えることが許された。
これに対して世間では、飯盛女を「おかめ」と呼んだが、ここに集まってくる遊治郎の間では、「おかめ買うやつぁ頭で知れる。油付けずの二枚折」との唄が唄い出された。
しかも、唄の終りには「そいつはどいつじゃ、どどいつどいどい」というお囃子がついた。
そこで、しゃれ好きの連中が、この唄を「どどいつ節」というようになったらしい。
今日、寄席などでの都々逸の基礎を築いたのは、天保のころ「なぞなぞ坊主」と呼ばれた都々逸扇歌(1834年沒)である。

 

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