その中の いちばん動く 金魚買ふ 岡野 美代子
金魚の命は兎も角はかない。
買ってきては死なせ、死なれたからといっては、買ってくるのではなかったか…
子どもの頃から、何度繰り返してきたことか。
それでも、夜店などで見かければ、飼いたくなったものだ
でも、これで“いのち”のありようを知ったし、弱肉強食の世とはいえ、我々は、小魚・動植物を食していることを考えた。
今でも、人間より有能で強い生物が現れたら、我々も同様な立場になるのか…と、ふと、考えることがある。
この視点を持てるか否かで、物事に対する姿勢が変わってくるのでは…