ロシア皇帝ニコライ二世の提唱によって、明治三十二年(1899)のこの日に、オランダのハーグで、日本を含む二十六カ国が参加して開かれた“第一回世界平和会議”を記念するもの。
しかしその後、第一次世界大戦により、この行事は中絶したが、大正十一年(1922)に、英国ウェールズの児童たちの主唱により復活した。
これは毎年この日、世界の子どもたちが、ラジオを通じて仲よくなろうとの運動の呼びかけであった。
日本では、昭和六年(1931)頃から行事を行うようになったが、近年、あまり積極的な行事は行われていない。
背景には、いろいろな事情があるのだろうが…
大事な訴えである…