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恐ろしき 一つの跫(あし)音 蟻は識る 竹下 しづの女
庭先を歩く蟻、この小さな蟻には、この世界はどう見えているのか…、音はどう聞こえているのか…、そんなことを想像したくなる。
蟻の恐る「一つの跫音」、それは何か…、ひょっとして、戦争への跫音かもしれない…と危惧する。
昨年、ヒアリが日本上陸し、危機感がたかまった。
ただ、外来種が有害といわれるのは、土着の生物との共生が乏しいからでもある。
我々(人類)は、工夫と努力で共生できるはず。
“結び目”を巡らし、共通基盤を構築し、共通理解を広げる事が求められている。
その過程で、危機発生要素を、丁寧に、除き続けなければならない。
その積み重ねが「平和」への近道である。