養老四年(720)のこの日、舎人(とねり)親王、太安万侶らの撰進で、日本書紀を奏上したといわれる。
これは六国史の一つで、奈良時代にできた、日本最古の官撰正史。
神代から持統天皇の十一年八月までの事跡を、漢文で記述した編年体の史書、三十巻からなる。
同時代、古事記があるが、どちらも天皇家による支配を正当化する為のものであり、古事記 → 国内向け、日本書紀 → 国外向け、といわれる。
もとより、口承伝承であり、信憑性には疑問符がつくが、他の資料、周辺国の史書等と比較検証したうえで参考にするべきものなのだろう…
これは六国史の一つで、奈良時代にできた、日本最古の官撰正史。
神代から持統天皇の十一年八月までの事跡を、漢文で記述した編年体の史書、三十巻からなる。
同時代、古事記があるが、どちらも天皇家による支配を正当化する為のものであり、古事記 → 国内向け、日本書紀 → 国外向け、といわれる。
もとより、口承伝承であり、信憑性には疑問符がつくが、他の資料、周辺国の史書等と比較検証したうえで参考にするべきものなのだろう…